看護師になるには

勉強

いろいろなパターンがある

看護師は国家資格なので、国家試験を受けないといけません。
しかしこの国家試験、誰でも受けられるものではなく、一定の受験資格を満たす必要があります。

国家試験を受けるためには、高校卒業後に法律で指定された養成施設で3年以上の専門的な勉強をする必要があります。
受験資格を得るための方法には、いくつかのコースがあります。

できるだけ若いうちに看護師になりたいというのであれば、中学を卒業した後で、高等学校の衛生看護科に進学をします。
そして准看護師免許を取得してください。
准看護師として仕事をする一方で、昼間2年の進学コースで勉強をして受験資格を得る方法です。

高校卒業してからだと先ほども見たように、少なくても3年は必要です。
上で紹介した方法だと最短2年で看護師免許が取得でき、20歳には正看護師として仕事ができるわけです。

ただし最近の看護師の傾向として、4年制の看護大学を目指し、そこから資格取得をするケースが増えてきています。
看護技術も医学の進歩とともに、どんどん専門化しつつあります。
そこでより高学歴を取得して、仕事に励みたいと考える人が増えているのです。

社会人を経験してからでも…

看護師の資格というと、高校卒業の段階でそのような進路を希望しないと取得できないと思っている人も多いようです。
しかし看護師の資格には、別に年齢制限は設けられていません。
看護師養成施設にも何歳になってからでも入学は可能なので、なりたいと思った時にいつでも看護師になろうと思えばなれるわけです。

このため、看護師の中には一度社会人を経験してから看護師になったという人もいます。
就職してOLなどになったけれども、看護師の仕事をやっぱりやってみたいという人はいませんか?
そのような人でも今から看護師の資格を目指すことは可能であるという点は、頭の中に入れておくべきです。

看護学校に入るのが大変?

看護師国家試験の受験資格を得るために、看護学校に入って専門の教育を受ける必要があります。
しかし最近の看護学校を見てみると、入学を希望する人が増えています。
日本全国で平均してみると4.1倍、社会人入試に限ると20倍以上の学校もありますのでそう簡単に入学できないと思うべきです。

ですから受験前にはしっかりとした対策をする必要があります。
看護学校に入学することに特化した予備校も最近では出てきています。
入試のノウハウが充実しているので、このような所で試験勉強するのが、入試合格の確立を高めるために必要です。

仕事をしている人は、学校に行っている時間がないという人もいるでしょう。
しかし看護学校の予備校の中には、通信教育に対応している所もいくつかあります。
通信教育であれば、自分の空いている時間を使って勉強できるので受験対策も可能ではありませんか?

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