私は仕事以外ではあまり趣味もなく、大体休みの日は漫画喫茶に行って本を読んだり、古本屋で小説を買ってきて読んだりしています。
だから、しいて言えば読書が趣味ということになるのでしょうか。
といっても特に好きなジャンルがあるわけではなく、そのとき話題になっているような漫画や小説をよく読んでいますね。
漫画は少女漫画より少年漫画
私が読む漫画は基本的には少年漫画が多いです。
女性だからって少女漫画が好きとは限らないのですよ。
迫力のある少年漫画がどっちかというと好きですね。
で、この前たまたま漫画喫茶に行ったら懐かしい漫画見つけました。
それが透明アクセルです。
知ってるって方もいるかもしれませんが、これって広告代理店の営業マンが主人公のマンガなんですよ。
今から数年前に連載されていた三田紀房さんの作品で、当時私もはまってよく読んでいました。
なかなか熱い作品で、広告代理店が映画なんかを巻き込んで、スポーツイベントを盛り上げていこうとする作品なんです。
ただ、残念なことにこの作品、あまり人気がなかったのかすぐに打ち切りになっちゃったんですよね。
私は同じ広告代理店で働いていますし、すごく共感を持ちながら作品を読んでいたことを覚えていますね。
魅力あるキャラ達
私がこの透明アクセルという漫画にはまったのは、何も広告代理店が舞台で、営業マンが主人公だからということが理由だけではありません。
この作品に出てくる人物はとても魅力があるキャラばかりだったんですよ。
良くも悪くもとても濃いキャラばかりでした。
また続きが読みたいな、とは思っているのですが、恐らく連載が開始されることはないんでしょうね。
私はとても面白いと思って読んでいましたが、割と地味なマンガではありましたから。
ただ、久しぶりに漫画喫茶で単行本を見つけてしまったのでついテンションが上がってしまい、三巻ともまた読んでしまいました。
数年ぶりに読みましたが、やっぱりあの頃と今では思うところも違いますね。
初めてこの作品を読んだ時には、「なんでそうなる!?」と思ったことが何度もありましたが、すっかり広告代理店の営業として業務を続けてきた今になっては、「ああ、そうだよねー」となってしまいます。
それでも、マンガそのものの面白さはやっぱり健在です。
三巻しかない短命な作品でしたが、この作品には作者の想いが込められていますし、三田さんのエッセンスがギュッと凝縮されているような気がします。
ちょっと帰りに古本屋で探してみて、あったら買って帰ろうかと考えました。
私の同僚達にも一度読んでほしいんですよね、この漫画。
きっと色々思うところがあると思いますし、勉強もできると思うんです。