挨拶は基本
販売員として活躍するためには、好感度のアップする接客スキルをマスターすることが何よりも重要だと思ってください。
好感を持ってもらうためには、何よりも最初の挨拶が肝心です。
お店の中には繁盛している所とそうでない所があります。
繁盛しているお店の共通項として、「きれいで明るく、活気のある」という点が挙げられます。
もちろん店内が明るくきれいということも重要です。
しかしそれ以上に重要なのは、販売員が笑顔で元気にあいさつをして、活気のあることです。
たかがあいさつ、されど挨拶なのです。
あいさつにこだわれるかどうかが、販売員のプロとしてのポイントの一つといえます。
では具体的に好感度の挨拶とはどのようなものでしょうか?
まず声の大きさに留意して挨拶ができているかどうかがポイントです。
せっかく挨拶をしても声が小さすぎて相手に伝わらないのであれば、意味がありません。
しかしでは大きな声であいさつすればいいかというとそうでもなく、お客さんにとってうるさい、商品選びの邪魔になりかねません。
大きすぎる小さすぎず、お客さんにとって心地のいい挨拶のボリュームはどこにあるのかを意識してください。
そして挨拶をする時に絶対にやってはいけないこととして、「ながら挨拶をしない」ことです。
商品を片付けながらとか、書類に目を通しながらといったあいさつのことです。
何かのついでに挨拶をしても、実際にやられてみればわかりますが、誠意が伝わってきません。
何か作業をしていたとしても、お客さんが来たらいったん手を止めます。
そして挨拶に集中するように心がけることが、お客さんに好感を持ってもらうために大事なことです。
笑顔の達人になる
無表情と笑顔で接客されるのを比較すれば、笑顔で接客される方が買い物をする時に気持ちいいはずです。
ですから好感度のある販売員を目指すのであれば、常に笑顔を心がけるようにしてください。
しかし常に笑顔で対応するというのは、言うのは簡単ですが実際にやってみると意外と難しいはずです。
笑顔が自然と出てくるものではないからです。
そこで鏡の前に立って、常日頃から笑顔を作れるように努力することが大事です。
時には何かプライベートで嫌なことがあって、うまく笑顔を作れないということもあるかもしれません。
しかしそのような時でも笑顔を作ってお客さんに不快な思いをさせないようにすることが、プロの販売員に求められます。
また常に笑顔を作れるようになると、相手だけでなく自分にもプラスになって跳ね返ってきます。
笑顔を作ることで、自分の気持ちを盛り上げることも可能になるからです。
販売員が楽しい、生き生きと仕事をしていれば、それは周りにもいい影響を及ぼします。
お客さんも居心地のいい店と感じるようになります。
その結果、リピーターになってくれ、店の業績にも貢献できるかもしれません。