デパートで仕事をする
百貨店やデパートを訪問してみると、さまざまなテナントやショップが入っていて、いろいろな商品を販売しています。
そしてそれぞれのテナントやショップの中には、商品の販売をしている販売員が見られます。
接客業に興味を持っている人は、販売員の仕事を探してみるのはいかがでしょうか?
百貨店やデパートで販売員の仕事をする場合には、まず当然のことながら自分のお店で取り扱っている商品の知識はしっかりと頭の中に入れておく必要があります。
そして一方で、百貨店やデパートの中に入っているテナントの情報や施設全体の情報もしっかりと理解しておかないといけません。
お客さんによっては、自分の店以外のデパートのことを聞いてくるケースもあるからです。
百貨店業界を見てみると、デフレが進んでいることもあって業績は低迷傾向にあります。
そこで集客力をアップするために、ブランド力のあるテナントを入れるとか、取扱商品を差別化して競争に生き残ろうと必死です。
その分販売員に対しても求められる接客スキルは高くなると思っておくべきです。
特に百貨店やデパートの場合、年配のお客さんが目立つ傾向が見られます。
そこで言葉遣いをはじめとして、よりレベルの高い丁寧な接客技術が要求されると思っておくべきです。
販売員として仕事をする方法は、百貨店に勤務するか、テナント企業に採用されるいずれかの方法があります。
また中長期のアルバイトとして、派遣会社に登録する方法もあります。
販売員に必要なスキルは?
デパートや百貨店で販売員として仕事をするために、絶対ないといけない資格はありません。
誰でもなろうと思えばなれる仕事なので、興味のある人は情報収集から始めてください。
ただし接客業になりますので、言葉遣いをていねいに、尊敬語などを正しく使えること、お客さんへの挨拶を欠かさないといったスキルは必要になります。
敬語の使い方は間違える人も多いので、特に注意したいところです。
絶対にないといけない資格ではありませんが、アルト採用に有利に働く資格として、販売士があります。
販売士は資格認定試験の一種で、1~3級に分かれて試験が実施されています。
ちなみにレベル別に見ていくと、3級は一般販売員のレベルだと思ってください。
2級試験は売り場、テナント店舗の管理者レベルになります。
1級試験は百貨店やデパートの管理者レベルに相当する資格です。
販売士は百貨店やデパート以外の様々な販売にかかわる業種で武器になる資格です。
本格的に販売業に携わりたいと思っているのであれば、資格取得を目指してもいいでしょう。
特に百貨店やデパートを訪れる客層は、ほかのお店と比較して年配の方が多く、接客に対してシビアに評価する傾向が見られます。
よりきちんとした接客スキルが求められると思ってください。